いまの会社が嫌ならば能力を高めるしかない。

『「死ぬほど働いた」ことを美化するな』についての補足 - 脱社畜ブログ

 

 残業しなければ仕事が追いつかないというのは、その時点で上司なり経営者なりの怠慢、戦略ミスではあります。ですから、もし自分に自信があり、不当に劣悪な条件での労働を課せられているという認識があれば、そんな会社はとっとと辞めて、転職なり起業なりすべきです。

 

で、もしその自信がないのであれば、今の会社で不当な労働環境に耐えるしかありません。というか。単に自分の能力が足りていないだけという可能性もありますから、極限まで能力を高めることに努めましょう。

 

結局のところ、この種の問題を解決するには、自分が選択肢を持っているかどうかに尽きます。転職しても成功する自信があり、周囲からもそう認識されている場合は、周囲から無理難題を振られることはありません。退職を決意しない程度の適切なタスク量しか降ってきません。自分に能力さえあれば良いのです。

 

とまあこんなことを言うと反論も多くいただくわけですが、仕方ないんですよね。駄目な経営者の会社には駄目な社員が集まります。お互い駄目なんですから、こりゃもう残業しまくるしかないんですよね。チートしなきゃ勝てない。一方、優秀な経営者の会社には優秀な社員が集まります。ではそういう会社は残業しないかというと、必ずしもそうではなく、他の優秀な会社との競争に勝つために夜を徹して戦うこともあります。ただ相対的には、優秀な人間が集まる会社のほうがワークライフバランスは保たれているでしょうね。残業するにしても、積極的な理由でやっているでしょう。